本の紹介
タイトル:捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書
作者 :加藤元浩 (かとう もとひろ)
出版社 :講談社
発売日 :2019年2月15日
本の長さ:文庫本・480ページ
個人的情報
おすすめ評価・星4 ★★★★☆
読了日・2024年8月9日
所持形態:電子書籍
あらすじ:
念願叶って捜査一課の刑事に抜擢された七夕菊乃。しかし元アイドルという経歴のせいでお飾り扱いされてしまい、おまけに、驚異的な洞察力を持つ天才心理学者・草辻蓮蔵と、FBI出身で報告書の書き方に異様な執念を燃やす鬼才、「アンコウ」こと深海安公が繰り広げる頭脳戦に巻き込まれることに!初めて挑む密室殺人事件の捜査は、一体どうなってしまうのか!
念願叶って捜査一課の刑事に抜擢された七夕菊乃。しかし元アイドルという経歴のせいでお飾り扱いされてしまい、おまけに、驚異的な洞察力を持つ天才心理学者・草辻蓮蔵と、FBI出身で報告書の書き方に異様な執念を燃やす鬼才、「アンコウ」こと深海安公が繰り広げる頭脳戦に巻き込まれることに!初めて挑む密室殺人事件の捜査は、一体どうなってしまうのか!?「小説でしかできないことをやりました」と著者自ら語る、傑作長編ミステリ!
引用:
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ブクログ
感想:
漫画「Q.E.D.」などの作者のミステリー小説。
漫画は前から知っていて面白いので、小説もあることを知ったので読んでみました。
物語は元地域アイドルという経歴を持つ新人刑事七夕菊乃が、担当することになった初事件についての話。
物語全体としてのテンポがはやいこと、また図などがありわかりやすい描写から
とても読みやすい印象を受けた。
上記にあげた漫画のような読みやすさという感じ。
キャラクターとしては、七夕菊乃は正義感がとても強いが無鉄砲なところがある。
アンコウと呼ばれる深海安公は報告書の書き方に異常なまでの執念を燃やす。
といった、登場キャラクターに強い個性を感じた。
ミステリー、謎としては優しい部類に入るのではないかと思う。
だが、読みやすさ・背景のわかりやすさ・キャラの個性といったところから
漫画のように読み進めることができるので
ススっと最後まで読み進めることができる作品。
物語としてはシリーズ化されていて
現在は
「捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書」
「量子人間からの手紙 捕まえたもん勝ち!」
「奇科学島の記憶 捕まえたもん勝ち!」
と。三作目まで刊行されている。