岡崎琢磨『病弱探偵 謎は彼女の特効薬』//読書記録

本の紹介

タイトル:病弱探偵 謎は彼女の特効薬

作者  :岡崎琢磨 (おかざき たくま)

出版社 :講談社

発売日 :単行本・2017年7月19日 文庫本・2019年9月13日

本の長さ:単行本・248ページ   文庫本・320ページ

 

個人的情報

おすすめ評価・星3  ★★★☆☆  

読了日・2024年8月22日

所持形態:電子書籍

 

 

 

あらすじ:

マイは病弱でしょっちゅう何かの病気にかかっており学校も休みがち。ミステリー小説が大好きなマイは、ベッドにいる時間を使って謎を解く史上初(?)の「寝台探偵」。『珈琲店タレーランの事件簿』著者が放つ新たなるミステリー。


「患者」と「病(やまい)」を合わせた貫地谷(かんじや)マイというおめでたい名前の主人公は高校1年生。彼女は病弱でしょっちゅう何かの病気にかかっており学校も休みがち。そして床にふせっている長い時間を使って謎を解く「寝台探偵(ベッド・ディテクティブ)」なのだ。
マイと幼馴染みの同級生、山名井(やまない)ゲンキは「病まない」の名前通りに病気知らずの健康優良児。ひそかに想いを寄せているマイのために、ゲンキは学校で起こった不思議な事件を、今日もベッドサイドに送り届ける。
6つの謎と2人の恋の行く末は?

©TAKUMA OKAZAKI 2019

 

引用:

『病弱探偵 謎は彼女の特効薬』(岡崎 琢磨):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

 

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感想:

主人公は【男の子】山名井ゲンキと、その幼馴染の【女の子】貫地谷マイの二人。

 

名前通り?病(やまい)ない=病気しない 男の子 山名井ゲンキが

学校や町の中で見聞きしたり、巻き込まれたりした謎について

これまた名前通り 患者・病という二つを持っている貫地谷マイが

病床に伏すながら、ゲンキから謎を聞き真相を導き出していく物語。

 

物語は短編連作になっていて、一つ一つが短めかつ、ライトな日常ミステリーで

とても読みやすいと感じた。

 

ライトな日常のミステリーと、病にかかりがちなマイが語る病気に関する豆知識的なものも物語に味付けしていると感じた。

 

ゲンキとマイのお互いのいちゃいちゃも見れるさくっと読めるライトでほっこりする物語。