
「趣味なんですか。」
この質問って結構聞かれる機会多いと思うんですよ。
で、その答えって割と「読書」って答えが多いと思うんです。
よくある回答例みたいなものにも掲載される頻度が高いとも思います。
でも趣味=読書って意外とハードルは高いようにも見えます。
自分で選んで自分で開いて自分で読んでいく。そもそも何を読んだらいいのだろうか。という問題もでてきます。
そこで今回!新年になったことだし新しいことはじめてみるいい機会ということもあるので!
私自身はこうやってはじめた・その上で個人的におすすめする小説だったりを紹介できたらと思います。
良ければお付き合いお願いします。
読書という趣味
まず読書が趣味ってなんだろう。ひと月に何冊以上読んだら趣味と言えるのか?別に何冊読んだからえらいとか、趣味と言えるとかそういうのは関係ないと思います。
ひと月に一冊でもそれこそ一冊のうちの数ページ読んだだけでも趣味は趣味なのではないだろうかと思います。
読書(本を読む)という行為に時間を当てているのであれば趣味って言っていいんではないでしょうか。
はじめた頃はなに読んだ?の質問に答えられなくてもいいと思います。
ただ少しでも読書という趣味に興味をもって少しでも楽しみながら続けることができたら読んだ中ではこれが好き。という答えがあるといいのかなとも思います。
読書をはじめるにはどうするか
実用書に関しては今現在ご自身がされている仕事のジャンルや、勉強したいものから選んでいくのがいいと思います。ここでは小説に限った話をさせていただきます。
とりあえず目についたり少しでも気になった小説から読みはじめる。
私は昨年、体調が回復し始めたこともあって10年ぶりくらいに趣味読書を再開しました。
その時に読んだのは【冲方丁(著)『十二人の死にたい子どもたち』】でした。
今思えば実生活で心の内にあった何かがこのタイトルの本に引き寄せられたかなとも思います。
読んだことがない本に著者。なんの情報もなしにとりあえず読み進めてみました。
そこで読書の面白さを再認識しました。
なので、とりあえず少しでも興味ある本をとりあえず手に取って読んでみる
そんな読書趣味のはじめ方もいいのではないでしょうか。
冲方丁(著)『十二人の死にたい子どもたち』
個人的に趣味・読書をはじめる時におすすめな形態やジャンル
おすすめな本の形態は、文庫本(持ち運びやすい)/電子書籍(スマホなどでも読めるし持ち運びやすい)
おすすめなジャンルは、短編集(一篇の物語が短めなので少しの時間でも読み進めれらる)
個人的におすすめな小説(短編集)を紹介
ミステリーが好きなのでおすすめする小説は基本ミステリーになります。
米澤穂信(著) 『儚い羊たちの祝宴』
ブラックなミステリーが5篇入ってる短編集。
読後感は黒い。それでも読みやすいし、個人的にはおすすめ。
(あらすじ)
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
七河迦南(著) 『七つの海を照らす星』
児童養護施設「七海学園」に勤める保育士・春菜の視点で語られる短編集。
学園に伝わっている七不思議が題材となったミステリー。
すっきり解決爽快という作品だけではないどこか考えさせられる短編集。
(あらすじ)
家庭では暮らせない子どもたちの施設・七海学園で起きる、不可思議な事件の数々。行き止まりの階段から夏の幻のように消えた新入生、少女が六人揃うと“七人目”が囁く暗闇のトンネル……子どもたちが遭遇した奇妙な事件を解明すべく、保育士の北沢春菜は日々奮闘する。過去と現在を?ぐ六つの謎、そして全てを結ぶ七つ目の謎に隠された驚くべき真実。第18回鮎川哲也賞受賞作。解説=宇田川拓也
西尾維新(著) 『掟上今日子の備忘録』
寝ると記憶がリセットされてしまう探偵として最大の弱点をもつ探偵・掟上今日子
どのように解決していくのかが楽しい短編集。シリーズもの
(あらすじ)
眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。容疑者は4人の研究者と事務員・隠館厄介。身体検査でも見つからず、現場は密室。犯人とデータはどこに消えたのか。ミステリー史上もっとも前向きな忘却探偵、「初めまして」の第1巻。
木元哉多(著) 『閻魔堂沙羅の推理奇譚』
死んで・ころされてしまった!気が付いたら霊界。
今あなたがもっている情報だけで真相にたどり着ける。という閻魔大王の娘・沙羅。
見事正解したら生き返らせてもらえるという。ただし制限時間は10分。不正解なら問答無用で地獄行き。命をかけた霊界の推理ゲーム。 シリーズもの
(あらすじ)
俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。赤いマントをまとった美少女は、生き返りたいという人間の願いに応じて、あるゲームを持ちかける。自分の命を奪った殺人犯を推理することができれば蘇り、わからなければ地獄行き。犯人特定の鍵は、死ぬ直前の僅かな記憶と己の頭脳のみ。生と死を賭けた霊界の推理ゲームが幕を開ける――。
湊かなえ(著) 『往復書簡』
手紙という形でのやり取りだけで進む短編集。
顔を見れない状態での会話。手紙という形式がハマって面白い。
(あらすじ)
手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。
個人的におすすめな小説を紹介
秋吉理香子(著) 『暗黒女子』
とあるお嬢様学校(女子高)の文学サークルのメンバーが会長の死についてそれぞれが小説を描いて朗読する形のミステリー。
事実はひとつでも、見え方は複数。嘘と真実が複雑に絡まるミステリー
(あらすじ)
ある女子高で、最も美しくカリスマ性をもつ女生徒が死んだ。一週間後に集められたのは、女生徒と親しかったはずの文学サークルの仲間たち。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へ――。果たして女生徒の死の真相とは? 全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!
大島清昭 (著) 『影踏亭の怪談』
2020年・第17回ミステリーズ!新人賞受賞作「影踏亭の怪談」を含む短編4篇の短編集。実話風怪談を取材し、その体験などをルポ形式の作品として公表している。
呻木叫子のルポと取材時の状況などを交互に読んでいくような作品。
基本は怪談ベース。ジャンルとしてはミステリー。後味はホラー。
(あらすじ)
僕の姉は怪談作家だ。本名にちなんだ「呻木叫子(うめききようこ)」というふざけた筆名で、民俗学の知見を生かしたルポ形式の作品を発表している。ある日、自宅で異様な姿となって昏睡する姉を発見した僕は、姉が霊現象を取材していた旅館〈K亭〉との関連を疑い調査に赴くが、深夜に奇妙な密室殺人が発生し──第17回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか、常識を超えた恐怖と驚愕が横溢する全4編。
遠藤かたる(著) 『推しの殺人』
様々な問題を抱える中活動を続けている大阪で活動する地下アイドルが、事務所で所属事務所の社長を殺害してしまい、その死体を隠してアイドルを続けようとするミステリー。
展開がとても早い。ページをめくればめくるだけ展開が進む。物語も会話が多く読みやすい。
(あらすじ)
大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのようななかで、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。
新藤元気 (著) 『科捜研・久龍小春の鑑定ファイル 小さな数学者と秘密の鍵』
元科捜研研究員が描く警察科学捜査ミステリー。
第22回の『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉 に選ばれた作品
小柄な科捜研「物理係」の小春と、大柄な特殊捜査班の熊谷が真相を追うミステリー。
≪物理係≫では火災現場の調査、銃器刀剣類の鑑定、防犯カメラの画像解析、交通事故解析とかが主な担当とのこと。
(あらすじ)
元科捜研研究員が描く警察科学捜査ミステリー!
特殊捜査班の熊谷は、海老名市内にある養護施設がほぼ全焼した現場に臨場。科捜研物理係の久龍小春とともに事件性の有無を判断するため、出火原因の調査を行う。
すると煙草の不始末による失火であると判明した。さらにはその煙草を始末したのは行方不明となっている少年、立花望であり、彼が書いたと思われる遺書も別の場所で見つかった。小春と熊谷は、望はまだ生きていると予想し、調査に乗り出すが……。
やがて二人を待ち受ける、事件の意外な真相とは!? 第22回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉。
薬丸岳 (著) 『天使のナイフ』
少年法という法によって加害者の姿・情報が隠されているため加害者を知るところから始まるミステリー。少年犯罪の被害者である主人公の思い・考えが痛いほどに伝わってくる作品。
真相を追い求めることで過去の事件、人物、さらには愛する妻に関する真実が判明する。
判明した真実に纏わる怒涛の展開に読む手は止まらず読み切ってしまう
(あらすじ)
犯人は、13歳の少年だった。
娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。犯人が13歳の少年3人だったため、罪に問われることはなかった。4年後、犯人の1人が殺され、桧山が疑われる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。法とは、正義とは。デビュー作にして、少年犯罪小説・唯一無二の金字塔。
西村京太郎(著) 『殺しの双曲線』
作品の最初にメインのトリックは双生児であることを、利用したものである
と書かれている。
提示された双生児というキーワード。
注目、注意しながら読み進めるも巧みな話や、でてくる伏線によって最後までボヤけて見える犯人(犯人像)に綺麗に踊らされてしまう。
(あらすじ)
差出人不詳の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。しかし、深い雪に囲まれた山荘は、彼らの到着後、交通も連絡手段も途絶した陸の孤島と化す。そして、そこで巻き起こる連続殺人。クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑戦した、本格ミステリー。西村京太郎初期作品中、屈指の名作! (講談社文庫)
五十嵐律人(著) 『六法推理』
リーガルミステリといえど証拠や証人をつかった法廷バトルというものではなく、基本的には大学生が遭遇したトラブルに法律を学ぶ学生が、法律の知識を使って解決していくという"青春"リーガルミステリである。
持ち込まれるトラブルは学生の相談としては重いものもあるが、文章が柔らかいので読みやすいと感じた。特に持ち込まれた問題の中にはリベンジポルノなど今どきの問題もある。スマホなどの所持、SNSが広く周知されている現代だからこその社会問題などが語られていて物語の背景だったりを想像しやすいため読みやすいのではないか。
(あらすじ)
現役弁護士作家が放つ、青春×多重解決ミステリ!
その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパートでは、過去に女子大生が妊娠中に自殺。最近は、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象が起きているという。戸賀は「悪意の正体」を探ってほしいと古城に依頼するが……。リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動など、法曹一家に育った「法律マシーン」古城と、「自称助手」戸賀の凸凹コンビが5つの難事件に挑む!
読書を趣味として続けていくコツ
とにかく読書をするという時間を捻出する。
通勤・通学時間などをはじめとした隙間時間を活用する。
もし近くに図書館があるなら利用してみてください。
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