なみあと『占い師オリハシの嘘』推測と推理から導き出される【占い】//読書記録

『占い師オリハシの嘘』を読んでみました。

カリスマ占い師の姉が失踪したために、妹でありリアリストの奏が代役をこなしつつ推測と推理から真相を導き出し依頼者に【占い】を伝えるミステリーになります。

 

 

作品紹介

タイトル:占い師オリハシの嘘
著者名 :なみあと  
出版社 :講談社

発売日 :

     文庫本 2022年4月
ページ数:
     文庫本 304ページ

 

(文庫本)

 

 

(電子書籍楽天kobo)

 

あらすじ

霊感ゼロのリアリスト、折橋奏。
大大大好きな修二さんを引きずり回し、呪いやカルト教団を推理で両断する!カリスマ占い師の姉が失踪した。
代役を頼まれた妹の折橋奏は、悩みながらもほくそ笑む。
占いの依頼は、魔女の呪いから千里眼を持つ教祖まで奇妙なものばかり。
女子大生の奏を案じ、想い人の修二が代役期間は傍にいてくれるのだ。占いはできない――けれど、推理はできる。“超常現象(オカルト)”の原因を突き止めるべく、奏は奔走するが。
人知の力で神秘のベールを剥がす、禁断のミステリー。

引用:『占い師オリハシの嘘』(なみあと):講談社タイガ|講談社BOOK倶楽部

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

オカルトに纏わるミステリーが好きな人

コミカルな話にテンポのいいミステリーが好きな人

 

 

感想

カリスマ占い師オリハシとして活動している姉が突然失踪したために、妹でありリアリストの奏がオリハシの代役を務めることになる。

 

霊感・オカルト全般そんなものはないとするリアリスト・奏が、オリハシの代役としてオカルトめいた事件にかかわっていく。姉の知り合いの修二との掛け合いも面白い。

 

依頼者から聞いたことや、周りから見聞きしたこと、修二から聞いたオカルト情報や民俗・伝承から推察を行い推理する。

奏は事件の真相を導き出し依頼者に【占い】として真相から得たことを助言として伝えるのが面白い。

オリハシの嘘とはいったいなんなのか

コミカルな話に小気味いいテンポで進む話。

修二と奏の掛け合いも面白い。

奏はリアリストとオリハシの代役というちょっと変わった大学生の女の子。

でも甘いものが大好きだったり、修二が大好きだったりする普通の恋する女の子の一面もある。

 

ラブコメに見える修二と奏の掛け合いも、奏の恋と、オカルトめいた事件が絡むミステリー。ごちそうさまでした。

 

タイトルの『嘘』が指すものとは。『嘘』の意味とは何か。

 

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文庫本

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最後に

人知を超えた【占い】ではなく、圧倒的な知識と推察と推理から導き出される真実や真相から助言できることも【占い】となりえるのではないだろうか。

 

小気味のいいテンポと、奏を通した面々のコミカルな会話が面白い。

会話も多く読みやすいのでぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

遠藤かたる『推しの殺人』到達するはトップか破滅か//読書記録

今回は『推しの殺人』を読んでみました。  読了日:2024/12/26

この作品は様々な問題を抱える中活動を続けている大阪で活動する地下アイドルが、事務所で所属事務所の社長を殺害してしまい、その死体を隠してアイドルを続けようとするミステリーです。

 

この作品本当に狂おしいほど好き。

 

 

作品紹介

タイトル:推しの殺人
著者名 :遠藤かたる  
出版社 :宝島社

発売日 :

     文庫本2024/2
ページ数:
     文庫本336ページ

 

(文庫本)

 

<電子書籍kobo>

 

あらすじ

大阪で活動する三人組女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」は、様々な問題を抱えて危機的な状況にあった。尊大な事務所社長、グループ内での人気格差、恋人から暴力を受けているセンター……そのようななかで、“ベビスタ”はさらに大きな問題に見舞われる。メンバーのひとりが事務所で人を殺してしまったのだ。彼女の罪を隠蔽するため、三人は死体を山中に埋めることを決意して――。

 

引用サイト:推しの殺人│宝島社の通販 宝島チャンネル

 

 

次から次へと続く怒涛の展開に駆け抜ける

読んだ理由

やっぱりミステリーが好きだから、ミステリー作品をいろいろ探してるときに興味がわいたから

今何かと話題の【推し】が表題になっていたから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

ハラハラする展開が好きな人

推しが犯したことをどうするか気になる人

ノンストップで駆け抜ける物語が好きな人

 

 

感想

展開がとても早い。ページをめくればめくるだけ展開が進む。

物語も会話が多く読みやすい。

多くを書くとネタバレになりそうなので多くは語れないが本当に面白い。

 

ミステリーといえば謎とき。しかしこの作品は起こしてしまった事柄についてどう対処するか、ばれるのではないかという不安。

スリル感とハラハラドキドキする気持ちが主たる内容になっている。

 

アイドルという偶像。きれいなことだけではないのは何となくはわかっているがこの作品でもきれいごとだけではなく業界の汚い部分や、黒い部分が描かれている。

 

罪で繋がり固くなる絆-頂を目指す-

メンバーの一人が殺人を犯してしまうというところから物語は始まる。

自分の大事な人がもしも殺人を犯してしまったとして、その場面に居合わせてしまったとして、自分はどう行動するのか、この作品のように殺人自体をなかったものとして死体を隠しなにごともないように暮らせるのか。

きっとその場面になったとしたら何もできずに呆然としてしまうことだろう。

 

殺人ということから始まるグループの結束に絆

犯していることは殺人なのになぜか青春や結束を感じるのはなぜなのだろうか。

 

物語の終盤から最後にかけての疾走感がたまらなく好き

 

殺人というのはもちろんいけないこと、しかしながらその被害者が類なる悪人であったなら。しかたがないで済むのか否か。

 

アイドルという偶像の世界。綺麗ごとだけでは済ませられない世界。

そこで強く図太くトップに向かって駆け上がってやろうという気迫。闘う覚悟。

 

人は支えられ支え生きていく生きてやろうという気概を感じた。

 

狂おしいほどに好きな作品。

 

 

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文庫本

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最後に

次から次へと続く怒涛の展開。ハラハラしながらどうなるだこれこの後…の連続。

物語の最後に向けてのスパート感もとても好きな作品。読み始めたら読み終わるまで止まらないし止まれない。

 

この作品えぐいほどに好き。

タイトルも登場人物も物語も全部ほんと好き。

 

時間があればぜひ読んでほしい作品。

 

 

 

湊かなえ『往復書簡』手紙が綴る嘘と真//読書記録(文庫本)

今回は『往復書簡』を読んでみました。  読了日:2024/12/25

この作品は手紙のやりとりだけで物語が進む書簡形式のミステリーです。

ここでは文庫本をもとにした感想になります。

 

 

作品紹介

タイトル:往復書簡
著者名 :湊かなえ  
出版社 :幻冬舎

発売日 :

     文庫本2012/7
ページ数:
     文庫本325ページ

 

(文庫本)

 

 

あらすじ

手紙だからつける嘘。手紙だから許せる罪。手紙だからできる告白。過去の残酷な事件の真相が、手紙のやりとりで明かされる。衝撃の結末と温かい感動が待つ、書簡形式の連作ミステリ。

 

引用サイト:『往復書簡』湊かなえ | 幻冬舎

 

 

顔の見えない状態だからこそ言えるコトバ

読んだ理由

書簡形式というものに興味がわいたから

著者の作品を読んでみたかったから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

湊かなえ作品を読んでみたいけどキツメのはちょっとって人にはいいかも

謎が絡まって最後に解けるのが好きな人

 

 

感想

収録されている作品すべてが手紙という形でのやり取りだけで進む短編集。

章ごとに主要となる人物は変わるが、よく読むと細かなところでつながっているなあと感じるところはある。

 

手紙のやり取りだけということで、会話しているのにも関わらず相手の顔を見ることができない。

自分が今こうして会話しているのは本当に差出人のあなたなのだろうか。という疑心も出てくる。

今でこそ返事が欲しいと思えばいつでもすぐにもらうことできる。

しかしすぐに返事が来ない手紙だからこそ込められた想いをより強く感じた。

同じモノ違う視点明かされる謎

登場人物たちが語るのはそれぞれに関係するある一つの事件だったり、出来事。

同じことを体験したはずなのに立場や、環境だったりが違うとまったく違う意見・見え方が生じる。そのバラバラな意見・見え方が複雑に絡まり最後には綺麗に一つになるのがとても面白い。

 

個人的には最初の章の「十年後の卒業文集」が一番好き。

十年後の卒業文集では、少ない人数しかいなかった部活の仲間が結婚したことをきっかけに手紙のやり取りをするというもの。

語り口だったり呼び名だったりをうまい具合に使いこなしているのが印象的。

なんとなく不穏なものを感じながらも読み進めていくと最後には心をわしっとつかまれて引きずり込まれてしまった。

こういう作品大好き。

 

他の章もそれぞれに唸る箇所があるのでぜひ読んでみてほしい。

 

 

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文庫本

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最後に

手紙という顔の見えない状態での会話だからこそ言える言葉に打ち明けられる秘密。
同じことを体験したのに、立場や環境が違うとそれぞれ違う見え方になる。
その見え方が複雑に絡まり一つになるのがとても面白かった。

 

 

七河迦南『七つの海を照らす星』七不思議と新たな不可思議な謎//読書記録

今回は『七つの海を照らす星』を読んでみました。 読了日:2024/12/25

この作品は、児童養護施設「七海学園」に勤める保育士・春菜の視点で語られる七つの不思議。連作短編集です。

 

 

作品紹介

タイトル:七つの海を照らす星
著者名 :七河迦南  
出版社 :東京創元社

発売日 :

     単行本2008/10

     文庫本2013/5
ページ数:
     単行本308ページ
     文庫本402ページ

 

(文庫本)

 

 

あらすじ

家庭では暮らせない子どもたちの施設・七海学園で起きる、不可思議な事件の数々。行き止まりの階段から夏の幻のように消えた新入生、少女が六人揃うと“七人目”が囁く暗闇のトンネル……子どもたちが遭遇した奇妙な事件を解明すべく、保育士の北沢春菜は日々奮闘する。過去と現在を?ぐ六つの謎、そして全てを結ぶ七つ目の謎に隠された驚くべき真実。第18回鮎川哲也賞受賞作。解説=宇田川拓也

 

引用サイト:七つの海を照らす星 - 七河迦南|東京創元社

 

 

不可思議な謎に触れていく中で見えてくる側面

読んだ理由

ミステリーに興味があってミステリーなどに関する文学賞を検索している中で興味を持ったから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

七不思議が関わってくる作品が好きな人

心のこもったミステリーが好きな人

 

 

感想

家庭では暮らせない子どもたちの施設・七海学園が舞台となる。

学園に伝わっている七不思議が題材となったミステリーである。

七不思議と妙にリンクした新しい謎を保育士・春菜が様々な形で関わり、児相の海王さんに相談したり、親友の佳音に話す中で真実を見つけていく物語。

 

七不思議という現実にはあり得なさそうな事柄と、実際に今学園関係で起きている事柄が綺麗に絡まりあって面白さが何倍にもなっていると思った。

 

様々な謎があるこの作品。すっきり解決爽快という作品だけではない、どこかもにょるというかしっくりこない終わり方もあるがそれもまた日常の謎で面白いと感じた。

 

読み進めるごとに欠けていたピースが綺麗に合致する

一つ一つの謎をそれぞれ解決しながらも連動しながら進むミステリー。

作中の言葉つかいや言葉廻し。文章の使い方や言い回し。そのどれもが綺麗で巧みだと感じた。全体を通した物語の運びが綺麗でそう来るかとなる。

 

日常の謎ジャンルの作品といえども、所謂児童養護施設が舞台となるこの作品。あまり馴染みがなかったりどうしても偏見や、先入観といったものが少なからず入ってしまう。

その中でそこで生活する子どもたちの暮らしだったり、想いというものが丁寧にかつしっかりと描かれている。

今のこの時代こそ、集団生活や家庭の事情・法律の難しさ、どこまで介入していいのか、そこに子どもの気持ちがあるのか、といった様々なことを考える切っ掛けもなった。

 

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単行本

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文庫本

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最後に

ミステリーというものでありながらも、一冊を通して様々な謎が解かれ

綺麗にそして爽やかに終わるこの作品。

読んでいてとても楽しくもあり、ほっこりともした。

ぜひ読んでみてほしい。日常の謎ジャンル系が好きな人は特に。

 

 

 

米澤穂信『愚者のエンドロール』薔薇色に魅せられた「力」//読書記録

今回は『愚者のエンドロール』を読んでみました。 読了日:2024/12/20

この作品は古典部シリーズの第2作目です。氷菓の謎を解き明かした古典部のメンバー。次に訪れるは未完結となった先輩クラスの出し物ビデオ映画。

 

 

作品紹介

タイトル:愚者のエンドロール
著者名 :米澤穂信  
出版社 :KADOKAWA

発売日 :

     文庫本2002/7
ページ数:
     文庫本256ページ

 

(文庫本)

 

 

 

あらすじ

未完のミステリー映画の結末を探せ!古典部シリーズ第2弾!
古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。
犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。 

 

引用サイト:「愚者のエンドロール」米澤穂信 [角川文庫] - KADOKAWA

 

 

それは英雄譚などではなかった折木

読んだ理由

古典部シリーズの一作品目を読んでシリーズが気になったから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

日常の謎が好きな人。

アニメは読んだことがあるけど原作も読んでみたい人。

 

 

感想

未完成となってしまっている古典部メンバーの先輩のクラスのビデオ映画。

そのビデオ映画の試写会に誘われ見ることとなった古典部メンバー。

 

そこでオブザーバー的存在として、様々な探偵兼脚本家の推理が披露される。

そこで提示されるミステリーの解決、回答も人それぞれ違った味があってとても面白い。

先輩たちの推理や脚本を聞きながら、ストーリーに矛盾がないかなどを話しあう古典部。その中で折木は帰り道で入須(ビデオ映画製作のクラス・女帝と呼ばれている)にお茶に誘われ、才あるものは自覚するべきだと言われる。

入須から言われた言葉からも折木は未完となったビデオ映画の結末について考えてみることとなった。

 

入須の言葉運びや、間の使い方。どれもまさしく女帝らしさを十分に感じた。

 

薔薇色あるいは灰色

未完となったビデオ映画の結末を考えた折木。

なんとか先輩たちからの評判もなかなかのものとなった。

 

そこで終われば薔薇色であっただろう。

古典部の福部・伊原・千反田から折木が披露した結末にはなにかが欠けているのではないかと、質問してくる。

 

古典部の皆と話す中で折木は重要なモノを見落としていたことに気が付く。(=灰色)

最後にいつかお茶したところで、入須と会話をして折木は「怒る」。

ここの場面、アニメでも胸が痛くなってしまった所。

折木の叫びと、入須の冷淡な答え。心にくるものがある。

 

タロットの「力」に例えられた折木。

千反田・入須・折木姉といった面々に振り回される。

それでもタロットの「力」には

優しさだったり、相手を知るだったり、あなたが必要というような意味もあるようで。

 

英雄譚などではなかった薔薇色になった気がした探偵も、己の推理の欠如で灰色に染まったとしても、優しさでコントロールされる「力」であっても。

 

前を向ける一つになったのはとても良かったかなと思う。

 

 

 

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文庫本

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最後に

ここまで触れてこなかった愚者のエンドロールの副題

「Why didrit she ask EBA? ー」…なぜ彼女は江波に尋ねなかったのか?

この副題、途中までまったく気にしていなかったのですが

読み進めていく中で、そうだよなんでだという気持ちが強くなっていきます。

 

このことに触れずに進むのがこの作品の折木の心情的なものを示しているのかなと思った。

 

 

 

明利英司『#指令ゲームX』現実と非現実とその境界線//読書記録

今回は『#指令ゲームX』を読んでみました。 読了日:2024/12/11

この作品は現実と非現実。その境目が読み進めるうちに不思議が加速してあやふやになっていく体験ができる作品です。

 

 

作品紹介

タイトル:#指令ゲームX
著者名 :明利英司  
出版社 :双葉社

発売日 :

     文庫本2020/6
ページ数:
     文庫本240ページ

 

(文庫本)

 

 

 

あらすじ

あなたの人生は本物ですか? 福山鞆広は大学卒業後も就職せずに、アルバイトを続けていた。そんなある日、大学の先輩だった城之内祥子から「起業するから幹部社員として参加してほしい」と連絡が入る。しかし条件があり、それは日常型エンターテイメントゲーム【指令ゲーム】のテストプレイをすることだった――。これはゲーム? 現実? 日常と非日常が交差するこのゲームに終わりはあるのか……。第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞の気鋭の作家によるサスペンスミステリー!

引用サイト:#指令ゲーム 双葉社

 

 

どこまでが現実でどこからがゲームでどこからが現実なのか

読んだ理由

書店に行った時に目についたから

書籍の裏表紙のあなたの人生は本物ですか。という言葉を引かれたから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

現実と非現実、その境目を垣間みたい人。 

ドキドキと不可思議で不安になる作品が好きな人

 

 

感想

大学を卒業したあと定職につかずにアルバイトを続けていたある日、大学の時の先輩と偶然出会い起業するから幹部社員として参加してほしいと話を持ち掛けられる。

ただし条件が提示される。それは日常型エンターテイメントゲーム、指令ゲームのテスターをしてほしいとのこと。

というところから物語は始まって、はじめの方は指令ゲームとは何ぞやといったことや、いわゆるチュートリアル的なものが始まる。

 

指令ゲームをする中で今回は難易度が「C」…簡単なモノらしい。

この難易度が上がるごとに指令ゲームは難しくなるのだという。

 

指令ゲームのチュートリアル的なモノから始まるので、

どういったところに注目すればいいのか、どこに気を付ければいいのかという確認が読者側でもできる。

 

今この時の考えている行動しているのは現実なのか否か

しかしながら、読み進めていく中でどんどんと、どれが指令で、どれが偶然いや本物なのかがわからなくなっていき、現実と非現実の境界線があやふやとなっていく不可思議な体験をする。

上記でも記載したが、物語の最初の方で指令ゲームのチュートリアル的なモノを体験しているので、一応はどれもこれも注意深く疑って見ていたがうまいこと騙されてしまった。

 

何もかもを疑い深く見ているが本当にどれが仕掛けでどれが本当に偶然なのか分からなくってしまう、しかしそれがまた面白い。読み進める手が止まらない。

 

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最後に

指令ゲームという非現実の世界を体験する中でどこからが本物で、どこからが仕組まれた指令ゲームなのか。不安になるスリリングでサスペンスなミステリー。

現実とはまた違った体験をしたい方、時間があればぜひ読んでみてほしい。

 

 

 

 

 

木元哉多『閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室』自分には見えずとも他人からは色濃く見えるモノ//読書記録

今回は『閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室』を読みました。 読了日2024/12/04

この作品は閻魔堂沙羅の推理奇譚シリーズの二作目です。

前作の感想はこちら

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

作品紹介

タイトル:閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室
著者名 :木元哉多  
出版社 :講談社

発売日 :

     文庫本2018/5/23
ページ数:
     文庫本352ページ

 

(文庫本)

 

 

あらすじ

霊界の裁判官・閻魔沙羅VS.現世に未練を抱く死者たち
賭け金は己の『命』。明日から少し前向きになれる推理ゲーム!

「閻魔堂へようこそ」。閻魔大王の娘・沙羅を名乗る美少女は浦田に語りかける。元甲子園投手の彼は、別荘内で何者かにボトルシップで撲殺され、現場は密室化、犯人はいまだ不明だという。容疑者はかつて甲子園で共に戦ったが、今はうだつのあがらない負け犬たち。誰が俺を殺した? 犯人を指摘できなければ地獄行き!? 浦田は現世への蘇りを賭けた霊界の推理ゲームへ挑む!

 

引用サイト:『閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室』(木元 哉多):講談社タイガ|講談社BOOK倶楽部

 

 

負け犬たちが見た、見せた命をかけた霊界推理ゲーム

読んだ理由

前作を読んで面白いと思ったから。

沙羅のキャラクターが好きだから。

短編で少ない時間でも読み進められるから。

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

推理ゲームが好きな人。

自らの命を懸けた10分間という推理ゲーム。ひりひりしたのが好きな人。

 

 

感想

閻魔堂沙羅の推理奇譚シリーズの二作目。

今回は、ある時には毒を使ってでも犯人を捕まえる刑事、悪いことをしながらお金をためていたゆすり屋、ストイックすぎる元甲子園球児の三人。

三者三様、栄光や挫折を知る人物たち。

 

一作目と比べて一話一話が長くなっている気がした。


一作目と同じ形式を保ちつつも、また違ったテイストが味わえてとても面白かった。
その上でシリーズ物という強さの面白さも感じることできて面白い。

 

自分では見えない視点、他人からは見えるモノ。滲み出る驕りと見下し。

自分には見えていないものも、他人にはないが自分は持っていると思っているもの。

しかしそれは他人からしてみれば驕りだったり、他者への見下しや蔑むモノだったりする。

 

自分にはないものというものは色濃く見えるというのは誰にとっても同じなのだと改めて思った。

 

 

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文庫本

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最後に

生き返りをかけた10分の沙羅との霊界推理ゲーム
はしたくはないけど沙羅には会ってみたい。魅力的なキャラ。

 

 

 

2024年11月に読んだ本//月別振り返り

概要

 11月は全部で6冊読むことができました。

 急激に寒くなったりして体調管理が難しいと感じた11月でした。

 そんな11月はこんな本を読んでいました。



 

2024年11月1日から11月30日までに読んだ本

 

 掟上今日子の備忘録

最速で忘却な探偵。掟上今日子。

必ず挨拶は「はじめまして。」

探偵としての弱点を持ちながら事件を華麗に最速に解決していくミステリー。

(読書期間:11月1日から11月14日まで)

 

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(単行本)

 

(文庫本)

 

 

 

 GOSICK ―ゴシック― 

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。
極東の島国から留学した久城一弥と、学園の図書館塔にいる美少女・ヴィクトリカの物語。

二人の距離・信頼にドキドキしながら読めるミステリー。

(読書期間:11月16日から11月19日まで)

 

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 無実の君が裁かれる理由

冤罪に巻き込まれた牟田。自身の無実を証明することができるのか。

自身と周りで起こる冤罪。牟田と周りの人たちはどうかかわっていくのか。

冤罪にまつわる連作短編の物語。

(読書期間:11月19日から11月19日まで)

 

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単行本

 

 

 

 

 文庫本

 

 

 

 

 

 この闇と光

盲目の王女・レイアがひっそりと暮らしながらモノを"みる"物語。

耽美で甘美な物語。
自然で現実な物語。

多くは語れないが、ぜひ読んでみてほしい。

(読書期間:11月20日から11月23日まで)

 

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 祈りのカルテ

研修医である諏訪野が研修先の様々な課で担当することになる患者の謎や胸の内に秘めた思いを見つめ解決していく物語。

人を想う心。秘めた想い。気が付いたら涙流していた。

諏訪野の相手を想うやさしい気持ちがひしひしと伝わってくる作品。

(読書期間:11月20日から11月29日まで)

 

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 友達以上探偵未満

直情的で感情豊か・直感タイプの「もも」と
理性的で冷静沈着・論理タイプの「あお」の
桃青コンビの高校生二人が名探偵を夢見て事件を解決する物語。

(読書期間:11月23日から11月30日まで)

 

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麻耶雄嵩『友達以上探偵未満』高校生・桃青コンビが夢見る名探偵//読書記録

今回は『友達以上探偵未満』を読んでみました。  読了日2024/11/30

この作品は「もも」と「あお」の桃青コンビの高校生二人が名探偵を夢見て事件を解決する物語です。

 

 

作品紹介

タイトル:友達以上探偵未満
著者名 :麻耶雄嵩  
出版社 :KADOKAWA

発売日 :

     単行本2018/3

     文庫本2020/11
ページ数:
     単行本280ページ
     文庫本320ページ

 

(文庫本)

 

 

あらすじ

 女子高生名探偵・桃青コンビ、誕生!キュートで企みに満ちた本格ミステリ。
忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人は、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?

 

引用サイト:「友達以上探偵未満」麻耶雄嵩 [角川文庫] - KADOKAWA

 

 

直情的・論理的な異なるタイプのコンビ「桃青コンビ」

読んだ理由

通販サイトで眺めていたら目についたから(ジャケ買い)
表紙の二人に惹かれたから
友達以上で探偵未満とは何ぞやと思って気になったから
異なるタイプのコンビ物っていいですよね。

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度



 

こんな人におすすめ

異なるタイプのコンビが好きな人
謎解きをしたい人
伊賀に興味がある人

 

 

感想

直情的で感情豊か・直感タイプの「もも」と
理性的で冷静沈着・論理タイプの「あお」の
桃青コンビの高校生二人が名探偵を夢見て事件を解決する物語。

 

伊賀の里殺人事件・夢うつつ殺人事件・夏の合宿殺人事件・の三編の物語。

伊賀の里殺人事件と夢うつつ殺人事件
ストーリーとしては、とある事件が発生し、警察官である「もも」の兄「空」から教えてもらった事件のあらましや、容疑者たちのアリバイが提示され、
途中で「この小説は犯人当てになっています。次へ進む前に、しばし立ち止まり誰が犯人かを考えてみてはいかがでしょうか? 一句詠むだけでも構いません」とある。
そのあとで、解決編が始まるといった展開。

夏の合宿殺人事件では
「もも」と「あお」の二人がどうやって出会い、どういった想いがあるのか。ということがわかる章になっている。
二人の思いと、思春期特有の反発や拗ねる気持ちがいいアクセントになって心地よかった。

少ない情報から真実を見つけ出すその推理力に脱帽した。

 

探偵志望の二人。真剣推理勝負。

「もも」と「あお」。

二人がお互いに名探偵になるということを目標に、どちらかが支えるということではなく、高めあうという関係性。

 

「もも」と「あお」の二人の関係性にニマニマしてしまう。

 

「この小説は犯人当てになっています。次へ進む前に、しばし立ち止まり誰が犯人かを考えてみてはいかがでしょうか? 一句詠むだけでも構いません」

と作中にあるので、すすっと読み進めてしまった中でこの一文を読み、考えてみようとなって読み直してしまったが、結局犯人を当てるまでには至らなかった。

 

読みやすいし、謎解きにも参加できる良い。


友達以上であって、探偵未満。二人のこれからがとても気になる作品。

 

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単行本

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文庫本

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最後に

友達以上であり、探偵未満である二人。

互いが互いを補うのではなく、互いに高めあって名探偵という夢に向かっていく姿がとても好き。

友達以上であって、探偵未満。二人のこれからがとても気になる作品。


謎ときには敗北した私だが、恥ずかしながら読み終わったので一句。
「凩の調べをたよりになぞをとくかな」

凩=こがらし=初冬の季語

 

最後まで読んで初めてしったのですがこの作品もともとは

犯人当てドラマの原案「忍びの里殺人事件」を小説化したものらしく

一つ目の「伊賀の里殺人事件」がドラマで使用されたものらしい。

詳しくは以下のサイトで確認してください。

麻耶雄嵩VS綾辻行人、視聴者参加型謎解き番組で対決 | ORICON NEWS

 

(文庫本)

 

 

知念実希人『祈りのカルテ』相手の心を癒すための奔走//読書記録

今回は『祈りのカルテ』を読んでみました。  読了日2024/11/29

この作品は研修医である諏訪野が研修先である様々な課で、色々な患者と出会い多様な謎や、心の内に秘めている想いを、相手を想う気持ちで紐解いていく優しいミステリーです。

 

 

作品紹介

タイトル:祈りのカルテ
著者名 :知念実希人  
出版社 :KADOKAWA

発売日 :

     単行本2018/3

     文庫本2021/2
ページ数:
     単行本248ページ
     文庫本272ページ

 

(文庫本)

 

 

 

あらすじ

大人気『仮面病棟』著者が贈る、感涙必至の連作医療ミステリ!
諏訪野良太(すわのりょうた)は、純正会医科大学附属病院の研修医。
初期臨床研修で、内科、外科、小児科など、様々な科を回っている。
ある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきた。
その腕には、別れた夫の名前が火傷(ヤケド)で刻まれていた。
離婚して以来、睡眠薬の過剰摂取を繰り返しているという。
しかし良太は、女性の態度に違和感を覚える。
彼女はなぜ、毎月5日に退院できるよう入院するのか……。(「彼女が瞳を閉じる理由」)

初期の胃がんの内視鏡手術を拒否する老人や、
循環器内科に入院した我が儘な女優など、
驚くほど個性に満ちた患者たちとその心の謎を、
新米医師、良太はどう解き明かすのか。

「彼」は、人の心を聴ける医師。
こころ震える連作医療ミステリ!

 

引用サイト:「祈りのカルテ」知念実希人 [文芸書] - KADOKAWA

 

 

相手を想う優しさや、愛情を感じるミステリー

読んだ理由

医療xミステリーというジャンルを読んでみたかったから
著者の多作品のタイトルを多く聞いたことがあり、その中から短編集であるこの作品にたどり着いたから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度



 

こんな人におすすめ

医療xミステリーに興味がある人
読んだあとに優しい気持ちになりたい人
優しいミステリーが好きな人

 

 

感想

研修医の諏訪野が主人公。研修先の色々な課で様々な患者に出会い、

その先々で色々な問題にあたり患者のが心の内に秘めている想いや、問題・本心を見つめ優しく解決していく物語。

 

連作短編集の作品で5篇。

ストーリーもテンポもよくとても読みやすいと感じた。

 

諏訪野が相手のことを思う優しさや、愛情といったものがひしひしと伝わってきて、

優しい気持ちになった。

 

諏訪野にあっているのは何なのか。

行く先々の課で研修医・諏訪野は担当医からアドバイスを受ける。
その中で担当医は諏訪野はうちの課には合わないかもしれないという。


その真意は諏訪野の能力なりが低いという訳ではなく、諏訪野が患者ひとりひとりに対して優しく、実直に対応し、深く理解をしようとするため、時間や、即決する必要がある「うちの課」には合わないのではないかというものだった。

 

諏訪野が研修した課で一人の患者と出会い、自らが進む道について改めて深く考え
未来をみつめ決定し、新しい道を歩いていくというところで物語は終わる。

 

物語を読み進める中で泣いてしまった。


患者ひとりひとりのことを思い、その人にあった治療や対応をするのが大変だということがこの作品を読んで感じた。

 

 

 

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単行本

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文庫本

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最後に

自分自身、様々な病院にお世話になっているが、
自分の思いや、症状を聞いてくれている担当医の方々には頭が上がらない。
改めて感謝しかない。

 

ミステリーでありつつも、心がほっこりする物語を読みたい人はこの作品はおすすめ。

 

諏訪野の進む道で多く人と出会い、多くの人を救っていくそんな物語がとても好き。

 

 

 (文庫本)

 

 

服部まゆみ『この闇と光』耽美で現実な世界//読書記録

今回は『この闇と光』を読んでみました。  読了日:2024/11/23

この作品は、盲目の王女・レイアがひっそりと暮らしながらモノを"みる"物語です。

 

 

作品紹介

タイトル:この闇と光
著者名 :服部まゆみ  
出版社 :KADOKAWA

発売日 :

     単行本1998/11

    文庫改版2014/11
ページ数:
     単行本260ページ
    文庫改版304ページ

 

 

 

(文庫改版)

 

 

あらすじ

すべての世界が崩壊する衝撃と快感。驚愕必至の傑作ゴシックミステリ。
森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!

 

引用サイト:「この闇と光」服部まゆみ [角川文庫] - KADOKAWA

 

 

見えないからこそ感じられるモノ

読んだ理由

表紙とタイトルが気になったから
ある動画で紹介されていたのをみたから
知ってあらすじを読んで興味を引かれたから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度



 

こんな人におすすめ

綺麗なもの、美しさを感じたい人
見えないから見える美しさと現実をみたい人

ミステリーも楽しみたい人

 

感想

盲目の暇、レイアがお父様と静かに暮らしている場面がきれいに描かれているのを感じた。

父は王で敗戦し今は勝利国のもと反乱などを抑えるために今も活動させられているのだという。

レイアとお父様の2人きりの時は綺麗で静かで物語の世界のように暮らしている。
しかし、時々メイドが現れてレイアの世界を荒らしていく。
目が見えない私「レイア」はお父様にとって邪魔になっているのではないか、弱みになっているのではないか。とメイドがいう言葉から本当にそう思われているように感じてしまう。

 

生活をする中で絵画や文学、音楽といった芸術作品にもふれ目が見えないながらも耽美な世界を感じ、描き出せるようになるレイア。

そんな生活を続けていた。耽美で綺麗な世界。それがレイアの世界。

 

レイアは成長する。

物語途中耽美な世界だけであったレイアの世界に別の世界が流れてくる。

どこかメルヘンでファンタジーな世界に居続けたレイアが成長をして

どういった世界を描くのか。その先になにがあるのか。

 

読み進める手が止まらない。

 

色々と言いたいことはあるけど
言えないもどかしさをどうかわかってほしい。

 

なにを書いても物語のことに触れそうになるので今回はここまでで。

 

 

ぜひ気になった人は読んでほしい。

 

 

 

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単行本

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文庫改版

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最後に

感想を語るとどこをどういうのがいいのかわからなくなるので、(物語の根幹に触れる的な意味で)

 

とりあえずこの物語、個人的に面白いと思ったのでぜひ読んでみてほしい。

 

(文庫改版)

 

 

 

友井羊『無実の君が裁かれる理由』冤罪に纏わる事件と、絡み合う複雑な想い//読書記録

今回は『無実の君が裁かれる理由』を読んでみました。 読了日:2024/11/19

この作品は、冤罪に巻き込まれた牟田が自身の冤罪を知り合いの手を借りつつはらし、その後周りで起こる冤罪について調査する物語です。

 

 

作品紹介

タイトル:『無実の君が裁かれる理由』
著者名 :友井羊  
出版社 :祥伝社

発売日 :

     単行本2019/8

     文庫本2023/2
ページ数:
     単行本251ページ
     文庫本280ページ

 

 

(単行本)

 

 

 

(文庫本)

 

 

 

あらすじ

「とぼけてんじゃねえよ」
ストーカーと断罪された無実の僕は――
曖昧な記憶、そして作為と悪意。
こうして罪は作られる! 青春×冤罪ミステリ!

あなたの冤罪、必ず晴らしてあげる――ストーカーを疑われた大学生の牟田幸司。周囲はまるで犯罪者扱い。だが、冤罪を研究しているという女子学生、紗雪が現れる。目撃や記憶など、人間の認知が驚くほど曖昧なことを紗雪は証明。疑いが晴れた。では、被害者を苦しめる真犯人とは、誰? 真実を追いはじめたふたりを、さらなる事件が待っていた!

 

引用サイト:無実の君が裁かれる理由 | 出版書誌データベース

 

 

冤罪事件から見えてくる多くのもの

読んだ理由

表紙は見たことがあって気になっていたから。
最近になって冤罪に纏わる出来事を多く見聞きしたから。

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度



 

こんな人におすすめ

冤罪とはどういくことなのか。を小説という立場からすこし読んで知りたい人。
冤罪をテーマにした作品を読んでみたい人。

 

 

感想

冤罪にまつわる連作短編の物語。

 

冤罪。
それは自分がいつどこで巻き込まれるか分からない。

無実なのだからいつかは分かってもらえれるだろう。という気持ちから、
今この詰められる辛さから逃れたい一心で自白してしまえばその決定を覆すのは難しい。

 

当然、犯罪はダメなことは当たり前である。
しかしその上で、

冤罪となった人。冤罪によって真犯人がうやむやになり、行き場の無い感情に暮れる被害者の想い。
さまざまな感情に晒され、今一度深く冤罪や犯罪について考えるきっかけになった作品。

 


人の記憶とは、深く曖昧なものである。

冤罪は身近に潜んでいるもであると作品を読んで改めて思い知らされた。
普通に生活をしていても、ただその場所にいたから・ただ見た顔が似ているように見えたから。
冤罪をかけられた人にとっては、ただそれだけのことで疑われているのか。と思うのは当たり前のことだと思う。


しかしそこには、明確な悪意をもってして犯行した犯人がいるわけで、どうにかして犯人を捕まえたい、どうにか償ってほしいと思うのもまた当然のことだとも思うわけで。

 

この作品には、どうやって冤罪が生まれるのか、どうして証言があるにも関わらず別人を晒し上げてしまうのか。丁寧に説明されている。


人間の認知というものが如何に、曖昧で不確かであるものか。
「こんな感じの人を見た気がする。」と思って、別人に一枚だけの写真を見せられたらその人であると、勝手に歪められてしまうこともある。

そういった人間の認知についての説明、解説が丁寧かつ分かりやすいので、数多ある事柄から間違えてしまうこともあるよなとも、思ってしまいました。


冤罪はないほうがいい。しかし、冤罪が生まれる背景には確かに犯罪を犯した人物もいるわけである。


犯罪はもちろん悪いこと。犯罪自体がないほうが当然いい。


もし自分が被害者やその近しい立場になったとしたら、犯人のことは許せないだろう。

 

最近起きている事件や、SNSの低年齢化。SNSの普及による犯罪行為。簡単には犯罪はなくならないだろうとは思う。が少しでも犯罪がなくなっていく世の中になればいいと思う。

 

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単行本

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文庫本

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最後に

冤罪についての話が説明を交えて丁寧に描かれている作品。
もし自分が、冤罪事件に巻き込まれてしまったら。
冤罪事件の知り合いだったら。

 

いったいどうするのか。それをこの作品を読んで考えてみるのもいいのではないだろうか。

 

読みやすい文章で、すっと入ってきやすい物語。
連作短編なので、時間がないときにも読みやすいと思うので
少しでも興味を持った人は読んでみて欲しい。

 

(単行本)

 

 

(文庫本)

 

 

桜庭一樹『GOSICK ―ゴシック―』ゴシックで怪奇的なミステリー//読書記録

今回は『GOSICK ―ゴシック―』を読んでみました。 読了日:2024/11/19

 

この作品は、前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。
極東の島国から留学した久城一弥と、学園の図書館塔にいる美少女・ヴィクトリカの物語です。

 

 

作品紹介

タイトル:『GOSICK ―ゴシック―』
著者名 :桜庭一樹 
出版社 :KADOKAWA

発売日 :2009/9

     
ページ数:304ページ
     

 

(文庫本)

 

 

 

あらすじ

20世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑む――キュートでダークなミステリ・シリーズ!!

 

引用サイト:GOSICK ―ゴシック― | 出版書誌データベース

 

 

学園の図書館塔で退屈しているヴィクトリカ

読んだ理由

アニメで見たことがあって小説も読んでみたいと思ったから
桜庭一樹(著)の作品に触れてみたかったから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度



 

こんな人におすすめ

少しだけの情報からモノゴトの真相を解決する探偵が好きな人
ヴィクトリカと久城の関係性を見たい人

 

感想

前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。
極東の島国から留学した久城一弥と、学園の図書館塔にいる美少女・ヴィクトリカの物語。

 

図書館塔の最上階まで足をだるーくしながらもヴィクトリカの所に足蹴なく通う久城。


退屈だ。なんだ。と言いながらも久城が持ち込んだ謎や、警官グレヴィールが久城に話すていで語る謎について、少しばかりの情報から瞬く間にヴィクトリカは解決してしまう。そして「退屈だ」というのだ。

 

以前アニメを見たことがある為、登場人物たちの姿形、動き方などが視聴したときのイメージに引っ張られている気もするが、ヴィクトリカと久城が良く動き、ストーリーをより分かりやすくしていると感じた。


当初ヴィクトリカと久城の間には、互いが互いを信頼しているのが感じられるがその信頼や関係性にはどこか一種の壁みたいなものがあるように感じられた。
壁のようなものが二人の関わりをよりもどかしさを表していて、妙に気恥ずかしさを感じた。

 

大きな箱、野兎、客船での二人の関係

図書館塔でグレヴィールが持ち込んだ事件を解決したが、その手柄がヴィクトリカではなくグレヴィールのものになったことを知った久城がグレヴィールに詰め寄る。
なぜか、そんなに好きでもないグレヴィールと大事な終末を一緒に過ごすことになり、久城がはおかしいと思うが、どこかその話を聞いたヴィクトリカは嬉しそうにしていたのが印象に残った。

 

約束通りグレヴィールがもらったヨットに行くと前の事件のメイドが逃げたと情報が入り、グレヴィールは離れてしまう。そこでロクサーヌ宛の招待状を見つけ、客船に乗り込むと昔行われたことが再現されていた。

 

起こる出来事に戸惑いながらも、謎を解決しようとする二人。
互いが互いにこの事件に巻き込まれたのは自分のせいだと思っているのがまた二人の大事だと思う距離を感じた。

 

物語の終盤ではあれこれと言い訳にしていたものを見つめなおし、ヴィクトリカを守るということを再認識した久城の想いに惹かれた。

 

事件のあとのヴィクトリカと久城の信頼は、以前のような壁がなくなったり、薄くなったように感じた。

 

 

 

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文庫本

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最後に

読みやすい物語と、ハラハラする展開。
ヴィクトリカと久城のもどかしい距離。

小さくて頭脳のヴィクトリカと、頑固で真面目、体術もできる久城というバディ。
二人のこれからの関係や、物語が気になる作品

 

(文庫本)

 

 

 

西尾維新『掟上今日子の備忘録』最速にして忘却探偵//読書記録

今回は『掟上今日子の備忘録』を読んでみました。読了日:2024/11/14

この作品はなにかと事件などに巻き込まれて容疑者や犯人だと疑われる隠舘厄介が、
一日で(寝ると)記憶がリセットされてしまう最速にして忘却探偵の掟上今日子に依頼をして謎を解決する物語です。

 

 

作品紹介

タイトル:『掟上今日子の備忘録』
著者名 :西尾維新  
出版社 :講談社

発売日 :

     単行本2014/10

     文庫本2018/7
ページ数:
     単行本338ページ
     文庫本384ページ

 

 

(単行本)

 

 

(文庫本)

 

 

あらすじ

眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。容疑者は4人の研究者と事務員・隠館厄介。身体検査でも見つからず、現場は密室。犯人とデータはどこに消えたのか。ミステリー史上もっとも前向きな忘却探偵、「初めまして」の第1巻。

 

引用サイト:

『掟上今日子の備忘録』(西尾 維新):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

 

明確な弱点を持ちつつも頼りになる忘却探偵

読んだ理由

記録がリセットされる探偵ってなんだろうという疑問と興味
作者の他作品原作アニメを見たことがあってこの作品自体を知らなかったから

 

個人的なおすすめ度紹介

ストーリーの雰囲気・読みやすさ・過激表現(グロテスク描写など)・おすすめ度

こんな人におすすめ

記憶がリセットされるという所謂弱点を持ちながらどう事件を解決するのか興味がある人
「はじめまして。」から始まる会話にもどかしさと寂しさを覚えながらも相手を思う気持ちが読みたい人。
一話完結の形の短編集でありながら大きな謎が隠れ見えるのが好きな人

 

 

感想

なにかと事件に巻き込まれてしまう厄介が、最速でその日のうちに自らにかけられた容疑を明かすために、一日で記憶がリセットされてしまう体質の掟上今日子に解決を依頼する物語。

 

何度も依頼をして何度も顔を合わせているにも関わらず今日子は必ず「はじめまして。」と厄介にあいさつをする。
厄介は「はじめまして。」のあいさつに寂しさを覚えながらも今日子のことを少なからず好意を向ける。
その感情に心が打たれる。

 

 

物語としては一つ一つが独立している短編集の形になっている。

入っている章は全部で5篇
・初めまして、今日子さん
・紹介します、今日子さん
・お暇ですか、今日子さん
・失礼します、今日子さん
・さようなら、今日子さん


独立した話でありながらも、今日子という人物について少しずつ明らかになる物語に引き込まれる。

面倒ごとに巻き込まれる厄介が務める職場で起きたSDカード紛失事件。
いの一番に容疑をかけられる厄介は、機密データを扱う職場、最速で解決しなければならないといった状況から、昔お世話になった探偵の中から、一日で記憶がリセットされてしまう探偵・掟上今日子に事件の解決を依頼することになる。

この事件の調査で、今日子の体質や弱点、探偵としての矜持を見ることができる。
最初の話で今日子という人物の特徴と明確な弱点が判明するのはとても面白いと感じた。

 

あいさつはいつも「はじめまして。」の今日子さん

2つ目の話では、以前勤めていた会社でお世話になった紺藤という人物からの相談ごとに、
今日子を紹介し調査をする話。
前回の事件で顔を合わせたにも関わらず今日子は厄介に「はじめまして。」とあいさつをする。
「はじめまして。」この言葉が心にくるものがある。
自分は相手を知っていて少なからず好意を持っているのに相手は自分を全く知らない(覚えていない)せつない。

調査終了後、紺藤が言った「海外で今日子さんを見た」という言葉がすごく気になった。


3つ目の話。あいさつは「はじめまして。」
この章では、厄介の今日子を想う気持ちと、今日子の洞察力と推理力、周りへの気遣いを感じることができる。
人間は気を付けているように見えても、知っていることを隠しながら会話するときに、言葉が意図せず変わってしまうことがあるというのを痛感させられた。

4つ目の話では、前章で登場した須永昼兵衛の死因に事件性があるのではないかとして、
遺稿となった作品も含めて捜査・調査をすることとなる。
好意を持っている相手といられるという安易な気持ちで、須永昼兵衛のこれまでの作品100冊(前章で見つけた遺稿を含む)を全部読むという今日子を、寝ないようにする頼まれごとを受ける。
好意を持っている人の知らない面が見れる、でも知りたくもなかった一面も見えてしまう。お互い寝ていないので、言葉の節々が強くなったりイライラした気持ちが前面に出てきてしまう中、限界が訪れる。
そこで厄介は、今日子のことを想いある行動をとる。

相手を想う厄介の行動と想いに強く惹かれた。


最後の章では、今日子に非がないことと、口裏合わせのために紺藤を尋ねる厄介。
そこで紺藤と話をしていると、来るはずがない今日子が突然現れる。
今日子は厄介がとった行動が、須永昼兵衛の死因の真実をとくきっかけになったといい自らの推理を披露する。
そこには作家・須永昼兵衛のこだわりや強い想いが込められていた。

今日子にとって記憶とは何か。
厄介が今日子の事務所兼自宅で見てしまったもの。
今日子が探偵を稼業としている意味。理由。
大きな謎を残して物語は終わる。

引き込まれるも引き込まれた。続きがとても気になる作品。
備忘録というタイトルも最高にいい。
読みやすくもあり引き込まれる物語は本当におすすめ。

 

 

 

読み終わったあとに他の人の感想を見たら

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単行本

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文庫本

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最後に

一日で記憶がリセットされる(寝るとリセットされる)探偵
いったいどうやって事件を解決に導くのか。


明確な弱点(あらゆる手で眠らされる・長期にわたる事件に関われない)があるにも関わらず、持ち前の洞察力と推理力で見事に事件を解決していく姿に探偵・掟上今日子の強さを感じた。


また、あいさつは「はじめまして。」からの会話に、今日子を想う故にもどかしさを感じながらそれでも今日子を想う気持ち、行動をとる面倒なことに巻き込まれる体質の厄介にも一つのやさしさと強さを感じた作品。

 

 

ぜひ、時間があれば読んでみてほしい。

 

 

(文庫本)

 

 

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2024年10月に読んだ本//月別振り返り

概要

暑かったのがつい最近まで続いてましたが

もう朝晩はすっかり寒くなってきたこの頃

 

2024年10月に読めた本についての振り返り記事になります。

体調管理が大事になってくる季節。風邪などに気を付けて読書を楽しみましょう。

もう11月も6日 だいぶ遅くなってしまいましたが振り返り!

 

2024年10月1日から10月31日までに読んだ本

 

 『螺旋階段のアリス』

今とは価値観が違う見方がある。

脱サラをして探偵事務所を始めた仁木と、事務所を訪れた可愛らしい美少女で探偵助手希望だという市村安梨沙が謎を解決していく物語。

複雑かつ深い想いを仁木と安梨沙が柔らかく解していくのが面白い作品。

(読書期間:10月2日から10月6日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 『夏と花火と私の死体』

夏ももう終わるかというところで今まで読んでいなかった本を読んでみました。

特異な視点で進む物語、主要人物が子どもという無邪気ゆえの行動などに

ハラハラする展開にラスト。面白かった。

(読書期間:10月6日から10月9日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 『六法推理』

リーガルミステリといえど証拠や証人をつかった法廷バトルというものではない。

基本的には大学生が遭遇したトラブルに法律を学ぶ学生が、法律の知識を使って解決していくという"青春"リーガルミステリ。

リベンジポルノや、毒親問題といった今こそ多く目にすることが多い問題について法律の知識をもって対処する、対応する物語。

(読書期間:10月9日から10月13日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 『アリス殺し』

アリス殺しは、ダークなファンタジーとミステリーが楽しめる。

【夢】と【現実】の世界が複雑に絡まりあう物語が面白い作品。

グロテスクで過激な表現があるのでそこだけは注意!

(読書期間:10月14日から10月18日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 

 『暗黒女子』

ひとつの真実・事柄について、文学サロンのメンバー一人ひとりからみた目線からの多方向からの真実に振り回される作品。

一つの面が見えたと思ったら、すぐに別の人によって覆される。

それが面白い。

(読書期間:10月22日から10月23日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 『氷菓』

古典部シリーズの第一作目。

記事を作成したつもりですっかりしていなかったので、

シリーズの続きを読んだらまとめて記載します。

(読書期間:10月23日から10月24日まで)

 

 

 

 『天使のナイフ』

少年たちの犯罪の被害者の想いや慟哭を犠牲にして更生という立場から加害者は守られる。

少年法という法によって加害者の姿・情報が隠されているため加害者を知るところから始まるミステリー。

少年犯罪・少年法自体についての問いかけをしている作品なのではないかと感じた。

(読書期間:10月24日から10月28日まで)

 

yokobue.hateblo.jp

 

 

 

 『シロナガス島への帰還』(ゲーム)

STEAMで購入してプレイ。500円とは思えないストーリー。

ラストの駆け抜ける感じや、伏線が紐解かれていくのがたまらなく好き。最後は鳥肌止まらなかった。

ちょっと過激な描写(グロテスク)があるので苦手な人は注意。

本当におすすめ。

(読書期間:10月30日から10月30日まで)

 

(公式サイト様)

tabinomichi.jp